山幸彦さん作 名湯『異世界の湯』開拓記
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— 山幸彦@カクヨム (@yamasachihiko03) 2016年3月17日
「名湯『異世界の湯』開拓記」
掟その一:温泉では全裸が基本!
狐娘やエルフと一緒に異世界で温泉道を布教します♪https://t.co/ajdM0FGuUl pic.twitter.com/GHmSVrdt8i #カクヨム #RT希望
今回のレビュー作品は、山幸彦さん作の名湯『異世界の湯』開拓記です。
こちらの作品も、作者さんの方から読んでいただきたいとのことで読み始めたのですが、読み始めた時点で既にランキング上位。ぶっちゃけて言ってしまえば自作よりも常に上にいたので、敵に塩を送るといった感覚で読み始めました。
ところがどっこい、これがまたランキング上位作品に収まるべくして収まった作品。毎回温泉回という特徴を活かした面白さに満ち溢れていました。
まずこの作品なのですが、特徴的なのはすべての回が温泉回。温泉に入らない話はありません。何があろうと温泉を優先。これが主人公の行動原理でもあります。
そして、サービスシーン満載! 出てくる女性陣と躊躇いなく混浴し、服を着たまま温泉に入るとは何事か、と一喝し脱がしてしまいます。いや、女性に対してそれはどうなんでしょう。そして、女性陣もそれを受け入れるの早すぎやしませんかね。
まぁ、おかげで毎回全裸の美女美少女たちがてんこ盛りの素晴らしい作品となっています。
温泉サイコー!!
さらにこの作品、実は細かいことに温泉に対しての知識が深い。作者さんもきっと温泉好きなのではないかな、と思うような情報ばかりです。これを読んでいるだけで温泉地に旅行に行きたくなるような、そんな知識が多いのです。
まぁ、知識だけではなく旅情を掻き立てるその描写にこそ、この旅行したいという気持ちを起こさせる根本がある気はします。温泉に浸かり、まったりと空に浮かぶ月でも眺める。作中ではさらにロケーションの多い温泉が数多く登場します。貴方も温泉に浸かりたくなること間違いなし!!
ここまで温泉について語ってきましたが、この作品のよさはそこだけではありません。
なんと、ヒロインが軒並みかわいいのです。
いや、何を当たり前のことを言っているのだと思われるかもしれませんが、ヒロインたち一人一人のキャラ立てがしっかりとしていて、かわいいだけではなくきちんとした個性、自分を獲得しているのです。しっかりと理念を持ったキャラクターを想像するのは難しいことです。正直これができる作者さんというだけで先が気になって仕方ありません。
温泉とかわいいヒロインたちが売りの名湯『異世界の湯』開拓記。
あなたも、温泉の魅力にとりつかれてみてはいかがでしょう?